国際私法学習会が終了しました。
5/20(土)に、国際私法の学習会を開催し
ました。今期、東京より先生をお招きする
第一回目。本学より、国際私法の佐藤文彦
教授をお招きしての学習会でした。
当日は遠方よりご参加も頂き、13時から17時
までのご講義、そして、懇親会と、非常に充実
した学習会となりました。
国際私法というと、難しいかも・・と思う方も
多いかもしれません。
確かに、難しい。の、ですが、佐藤先生も冒頭
で、「今日、国産の物しか食べてこなかった人はほぼ、いないのではないでしょうか?」
とおっしゃったように、日本での日常の生活がすでに、外国と密接にかかわっています。
今回は、国際私法入門として、基礎の用語のお話から、実際の事例まで、非常に丁寧に
解説していただき、国際私法が非常に興味深い科目であることを参加者の皆さまもご理解
頂けたのではないでしょうか。もちろん、この科目でレポートを書くというのは、また、別の
お話ではあるかと思いますが、履修科目の選択肢の一つになるといいなと感じております。
特別学習会ではお菓子もでました。当支部名物?阿闍梨もち。
と、遠方からお持ちいただいたお土産。国際私法に興味をもち
ばっちりと予習をして臨んでくださいました参加者さん。
利休まんじゅう、ありがとうございました。いつも、遠方からのご参加ありがとうございます。
こちらも、お持ちいただいた高級お菓子→。美味しい♪
ありがとうございます。
お茶を頂きながらの休憩時間もご講義のお話ができる。こういった
時間は貴重だとつくづく感じます。お菓子をお持ち頂いた皆さま、本当にありがとう
ございました。
(でも、支部で用意しますから、お気遣いはなしで大丈夫です)
休憩をはさんでの後半は、先生から前もって頂いていた事例(判例)の検討となりました。
日本人とオーストラリア人の離婚のお話(水戸家裁の判決)や、ハーグ条約と関わるような
人身保護請求事件(最高裁判決)など、なかなか知ることができない、かつ、いつ、このよう
な問題に直面するかわからないような事案を取り上げていただきました。
時間が足りず、損害賠償請求事件などを取り上げていただくことがでなかったことが、
とても残念ではありましたが、離婚など民法5の内容の国際版として、身近に感じられる
案件であったことから、イメージもわきやすかったのではないかと思います。
ご講義を聴かれた皆さんは、どのようにお感じになったでしょうか。
学習会終了後は、懇親会も開催しました。
毎回ということではないですが、本学から先生がお越し
くださった時は懇親会を開催するようにしています。
やはり、学習会の席ではうかがえないような内容もお話しくださり、こちらも
とても楽しい時間となりました。
時折、お邪魔するおばんざ野村さんの
雅御前。
毎回、おばんざいの内容が変わるので、飽き
ません。
京都らしいおばんざいに、お酒に、お話は
先生がお帰りになる時間まで続きました。
遠方より、ご無理をお願いしてお越しいただいた佐藤先生、本当にありがとうございました。
また、ご参加頂いた多くの参加者の皆さま、お疲れ様でした。
質問事項があればこちらのGmailにお送りください。ご回答くださるとのことです。
佐藤先生からいただいたレジュメの項目の0番が、誰も知らない国際私法・・で始まって
いました。確かに、弁護士でも知らない人が多いのは事実です。今回、そういった疑問も
先生に直接伺うことができ、正確な知識を身につけることができたことに、とても感謝しております。
今回のご講義でご興味をお持ちの方が増えそうですね。履修を迷っていらっしゃる方、
学んでみるととても楽しいですよ♪ぜひ。
さて、来月はまた、本学から知的財産法の佐藤恵太教授がお越しくださいます。
当支部は、関西の弱小支部のハズですが、今期は本学からのご講義が目白押し。
今回は、11時より開始し、お昼をはさんで、午後4時までのご講義です。
こちらも、なかなか関西ではうかがえないご講義ですので、ぜひ、ご参加ください。
なお、レジュメの準備がありますので、参加希望者は前もってご連絡頂ければ助かります。
(すでに、頂いた方は大丈夫です)
お昼の休憩は1時間の予定です。みんなでお弁当なんていかがですか?
参加のご希望、お待ちしております。