宇治少年院参観が終了しました。
2月9日に京都支部主催、中央大学の鮎田実
先生の引率で、宇治の医療少年院の参観を
開催しました。
本来、冬の京都は本当に寒いのですが、
当日は天候にも恵まれ、寒いながらも
本当に穏やかな気候の中、参観を開催できま
した。
ご参加いただいた方も、近畿地方はもちろん、
東京はじめ、関東,四国、九州からなど
定員の20名を超え、急遽鮎田先生に枠を
増やしていただきました。
遠方より、ご参加いただいた皆さま、また、お仕事をお休みしてご参加いただいた皆さま、
本当にありがとうございました。
参観終了後、多くのメールを支部宛てにいただいておりますが、なかなかお返しできて
おりません。しかし、メールを拝見すると、ご参加いただいた皆さま、とても楽しんで
くださっていたようで、開催してよかったと感じております。
本当に寒い中、お疲れさまでした。
ネットには、写真を掲載できませんが、白門には集合写真を掲載しますので、
楽しみにご覧いただけれればと思います。
施設の参観のあとは、職員の方から説明をしていただき、その後、伏見にある
呉竹文化センターに移動して鮎田先生のご講義となりました。施設参観後の
の先生のご講義は非常に興味深く、参加者全員が熱心に聞き入っておられました。
また、ご講義の終了後は鮎田先生を囲んで、懇親会を開催しました。
伏見は酒蔵が立ち並ぶ、おいしい日本酒の町です。その伏見の中でも、最も
予約が取れない(?)鳥せい本店での懇親会は参加された方々にとても好評でした。
ご参加いただいた皆さま、お疲れさまでした。また、鮎田先生、遠方よりお越しいただき、
参観、ご講義と本当にありがとうございました。
以下、いただいた感想です。
去る2月9日(金)、鮎田 実先生(刑事政策)の引率で、京都医療少年院の見学に参加してきました。 職員の方から、京都医療少年院は西日本における少年院の医療センターとして性格をもつ医療専門の施設であり、心身に著しい障害があり、主として医療処置を必要とする少年(少女)を対象に収容して、専門的治療や矯正教育が行われており、在院者には精神疾患のある子供が多いことなどの説明を受けました。 続いて、写真や動画で朝礼や体育、職業指導、ボランティアによる将棋指導等の様子が紹介されました。 その後、職員の方の案内で、医療設備が整う診療施設や、美術や陶芸を行う教室、単独居室を再現した部屋などを見て回り、在院者の生活や矯正教育状況について説明を聞くことができました。また、引き受け先が見つからずに、出院できるにもかかわらす留まる人がいることなどの説明があり心がゆさぶられました。 鮎田先生との施設見、「百聞は一見に如かず」。京都医療少年院の現場を見て講義を聴く貴重な体験となりました。 懇親会では、伏見の酒蔵の跡で、学ぶ仲間の皆様とも母校の絆を深める事ができました。昨年の奈良刑務所参観の時には体調を崩して参加できませんでしたが、今回無事にリベンジできました。 京都支部の皆さまをはじめ、京都医療少年院の皆さま、鮎田 実先生には貴重な体験をさせていただきほんとうにありがとうございました。
遠方より、ご参加ありがとうございました。「百聞は一見にしかず」。いいお言葉ですね。
個人では参観できる施設ではないので、今後このような機会があれば、ご興味のある方
はぜひ、参加してみてくださいね。
写真は、京都のホテルオークラのロビーです。もうすぐ、ひな祭り。