支部役員の独り言
今年度、京都支部では、参観行事が目白押しです。
偶然に偶然が重なって、今回、奈良の少年刑務所と東山の家庭支援総合センターの参観が決まったのですが、両施設とも個人では参観が難しい施設ですので、多くの皆さんにご参加を頂けるといいなと思っています。
ご引率くださる先生方には本当に感謝しております。ありがとうございます。
奈良の少年刑務所は、歴史ある建物で、本年度で閉鎖されてしまいます。五大獄の最後の一つですから、建物を参観する価値もありますし、今後、この刑務所を参観できることは二度とありません。この機会にぜひ、ご参加ください。
家庭支援総合センターでは、親族法上であったり、刑法上の問題が取り上げられることになるかと思います。家庭内の問題は多くの法律の関わる、非常に複雑な
事例が多いからです。
成田先生は、刑法の教授でいらっしゃいますが、同時に、当該施設の設立に有識者として参加されていらっしゃいます。
今回の、先生のご講義は、刑法、民法を問わず、現代の家庭の問題の多くを網羅したご講義となることと思います。
なかなか個人で参観が叶わない施設であることをご存じの方も多く、また、家庭の問題の法律関係にご興味のある方も多いのか、遠くは関東からもご参加のご希望を頂いております。
ご参加希望を頂いている皆様、遠くからありがとうございます。
また、東山の家庭支援総合センター参観の翌日には、民事訴訟法の合宿ゼミが開催され、家庭内の事象を民事訴訟法の観点から学んでいくこととなります。
こちらも、当方から秦先生にテーマを提案させて頂いた訳ではないのですが、秦先生が、「相続」や、「養育費」といったテーマを挙げてくださいました。
一つの出来事を多方面から、そして、様々な法律をつかって見ていくことで、法律がより具体的に、より興味深くより身近に見えてくるのではないかと思います。
もちろん、通常の京都支部の合宿ゼミ通り、部分ごとの参加は当然に可能です。
しかし、例えば、親族法で卒論を書こうと考えている方など、連続でご参加を頂ければ、もっと面白さがわかるかもしれませんね。
今回、偶然にこのようなカリキュラムになりましたが、ご講義を受けることで、ご参加いただける方の知識がつながって、深い教養に変わっていくような合宿ゼミにすることが、担当者の密かな野望であったりします。ご参加希望の方、どんどんお申込みくださいね。
お待ちしております。
当支部からもご案内いたしますので、そのメールに返信いただければ幸いです。
もちろん、懇親会、昼食会もご期待ください。
懇親会、昼食会とも、京都ツウのみが知る名店や、行ってきたことが少し自慢になるお店を考えております。
確定次第、お伝えします。
皆さん、お忙しい時ではあると思いますが、京都支部にぜひ、ご参加ください。
お待ちしております。
(ちなみに、上記写真は、伏見稲荷の千本鳥居です。ここは、外国人が訪れたいNO1の京都名所なのだとか・・・合宿ゼミの帰りに京都を観光する方が多く、ご案内しているうちに、すごく詳しくなってしまった支部役員でした (笑))