奈良少年刑務所参観のお知らせ(大阪支部共同開催)
中央大学の短期スクーリングで刑事政策をご担当頂いている鮎田実先生のご好意により、奈良少年刑務所の参観が実現することとなりました。
奈良の少年刑務所は1908年(明治41年)に奈良市に建設されています。
建設当時は、「監獄をみれば、その国の文化度がわかる」と言われた時代です。世界の列強諸国に不平等条約解消を図りたい日本政府は国力をアピールするために、刑務所を建設しました。明治時代のレンガ造りの重厚な建造物には目を見張ります。そのため、現在、重要文化財に指定するよう答申がなされています。
しかし、現在の耐震基準や消防法の条項をみたしていない点など、様々な問題点があり、本年度末で閉鎖がきまっています。
この時建設された監獄の中で現存するのは、この奈良だけとのことです。
このような理由より、最後の五大監獄「奈良少年刑務所」を参観できる最後の機会となります。また、この参観の後、鮎田先生による刑事訴訟法のご講義があります。刑事政策は卒論を書かれる方がとても多いと聞きます。この機会に、ぜひ、鮎田先生のご講義にもご参加ください。きっと、多くの発見があると思います。
この機会を逃がさず、奮ってご参加ください。
なお、本企画は中央大学通信教育部大阪支部と共同開催となります。
ご存じの方も多いかと思いますが、刑務所の参観には名簿の提出が必要となります。
参観に関わる事務手続きは、学生会京都支部で取りまとめますので、白門記載の京都支部アドレスにご連絡ください。申込期日はH29.1.15です。また、参観の後、鮎田先生のご講義と、懇親会も予定しております。こちらにご参加を希望される場合も、京都支部の公式アドレスまたは、通信教育部までご連絡ください。
個人ではなかなか参観がかなわない施設です。多くの皆さんのご参加をお待ちしております。