学習会報告
11月19日(土)、ウィングス京都にて、学習会を開催しました。
今回は、京都支部はじまって以来の1日3コマ講義でした。ご参加いただいた多くの皆さん、
本当にお疲れ様でした。
まず、一コマ目は早朝10時より、京都支部卒業生の阿部和輝先生のご講義です。
ご存じの通り、阿部先生は、通信教育部ご卒業後、研鑽を重ねられ、本年度より京都大学の
ロースクールに在学中です。通教生のレポートの悩み、学業の進め方の悩みを知り、
そのうえで、京都大学のロースクールでのハードな勉強をこなしておられる阿部先生程、
学習会の講師としてふさわしい先生はおられないと思います。
今回の学習会は阿部先生にご登壇いただくとのことで、学習会に初めて参加されると
おっしゃる方のお問合せが非常に多かったように思います。
阿部先生のご講義は、レポートの書き方の基礎から、法律学習の進め方まで、元通教生
ならではの細かいご講義で、非常に充実したものとなりました。
ご参加いただいた皆さま、いかがでしたでしょうか。
また、このご講義の後、阿部先生より多くの講義の進め方について、提案を頂きました。
詳細は協議中ですが、ご自身の勉強が忙しい中、在学生の面倒をみようとしてくださる阿部
先生には本当に感謝するばかりです。
ロースクールを目指される方の質問にも乗ってくださるようですよ。
阿部先生、本当にありがとうございました。
さて、ふたコマ目は、大阪大学大学院法学研究科の仁木恒夫教授のご講義です。
仁木先生のご講義は、高度なものながら、非常に人気が高く、今回も多くのご参加があり
ました。
民事訴訟法は、難しいと思っていらっしゃる方も多いと思いますが、仁木先生のお話だと
非常にわかりやすく頭に入ってきます。
難しいお話を難しく話すのは、先生方にとって簡単なことです。しかし、仁木先生のお話は
難しいことをわかりやすく話してくださいます。今回のテーマは、「判決の反射的効力」という
法律を随分と学んだ人にも難易度の高いテーマでしたが、それをできる限りわかりやすく
お話してくださいました。このようなご講義をうかがうと、民事訴訟法の面白さがわかります。
通教では難しいですが、、通年でご講義を聞いてみたくなりますね。
仁木先生、いつも本当にお忙しい中、ご講義をありがとうございました。
次回のご講義も楽しみにしております。
今回の仁木先生のご講義は初学者が多かったこともありこの前のコマでご講義をもってくだ
さった阿部先生が残ってくださり、少しつまずいている在学生のフォローをしてくださいました。
先生方、ありがとうございました。
今回、民事訴訟法は履修していないがで、受講していいのかというご質問をたくさんいただ
きました。初学者には難しい民事訴訟法ですが、ご講義はどんどん聞かれたほうがいいと
思います。知らないうちに、知識が積み重なって、なんとなくつながってきて、わかってくる
こともあるからです。履修していない科目、どんどんご参加ください。
このご講義の後、仁木先生、阿部先生を交えて茶話会を開催しました。ご参加いただいた
皆さん、お疲れ様でした。
また、仁木先生は大阪大学の大学院の他、京都大学の大学院でもご講義をもっておられま
す。仁木先生、京都大学構内で阿部先生に会われたらよろしくお願いいたします
さて、3コマ目は弁護士の高瀬朋子先生のご講義でした。(いいお写真がなくて、アップできず
申し訳ありません)。高瀬先生のご講義はいつものことながら、非常にわかりやすく、レポート
が書きやすいように思います。
ただ、今回はここまでくると、皆さんお疲れもピークだったのではなかったでしょうか。
高瀬先生のご講義は、京都支部内でもとても人気が高く、今回もわかりやすいと評判でした。
高瀬先生、いつもながら充実したご講義本当にありがとうございます。今後もよろしくお願い
致します。
さて、今回ご参加いただいた方は、関東や四国、中国などの各地方からご参加いただきま
した。遠方からの参加者の皆様、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。
また、ご参加ください。お待ちしております。