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京都支部 BLOG

京都支部の講演会


京都支部では、月々の学習会と同時に年に二回の合宿ゼミ、そして、年に一度講演会を実施しています。努力目標ですが。

今回は、新入生さんのためにも、過去の講演会を少し振り返ってみたいと思います。

まず、第一回目は、伊藤真先生の講演会でした。

伊藤真先生といえば、法律を学んでいる方には、超有名です。法律を学んでいない方にも、知名度が高い先生でもいらっしゃいます。

書店にずらっとならぶ「伊藤塾」シリーズ。そして、伊藤先生のご講義を生で聴いてみると、伊藤先生が超一流の講師でいらっしゃる理由がよくわかります。

流暢に進むご講義を受けると、難解な法律がどんどん頭に入ってくるように感じますね。

京都支部で特別講義を開催した際も、多くの皆さまにご参加いただき、また、先生からも、楽しかったというお言葉を頂けたため、千代田支部さまにご紹介もできたように思います。

こちらの会を主催した際は、支部の枠を超えた「実行委員会」を立ち上げ、多くの

皆さまのご協力で成功させることができました。

たまたま、伊藤先生をご紹介いただけたという、偶然から、このような会を開催できたこと、ご協力いただけたすべての皆さまに、感謝いたします。

第一部を伊藤先生のご講演、第二部では、毎日新聞の憲法を専門とする記者である、鈴木英夫氏にもお越しいただき、ジャーナリストとしての視点から、対談、質問形式を取り入れ非常に実り多い時間を過ごすことができました。

また、実行員会の皆さんは、講演会中、なかなかゆっくりご講義を聞いている暇もなかったとのことで、講演会終了後、先生の控室にうかがい、ツーショット記念撮影をしていただけたことがよい記念になったかと思います。

対談中の伊藤先生と鈴木記者(毎日新聞)

伊藤先生の憲法への熱い思い、鈴木記者のジャーナリストとしての「伝えたい」という思い。心に響きました。

本当にありがとうございました。

まだ、第二回は、本学、刑法の教授でいらっしゃる立石二六先生の講演会でした。ご存じの通り、先生のご著書は、中央大学の刑法の教科書として使用されています。難解な教科書ではありますが、京都支部では先生のご好意で、一年間通年で、刑法総論のご講義を頂いておりました。そのため、集大成ともいえる「共謀共同正犯」のご講義も大変興味くうかがえたのではないかと思います。

私たち通教生は、なかなか一つの科目のご講義を通年で聴くことはできません。

ともすると、レポートの部分のみ、、など、せっかく法律を学んでいるのに、と、とても残念な気持ちになってしまうこともたびたびです。

しかし、支部としても、先生のご講義を通年で実施するには、予算、時間面ともかなり難しいお話となってしまいます。

この年の立石先生の通年講義は先生のご好意のみで成り立っておりました。

「通教生と共に学ぶことが、本当に楽しい」と言ってくださった先生のお気持ち、本当にありがたく、ここに改めて感謝申し上げます。

立石先生が、東京に戻られる前の一年間、通年で先生のご講義をうかがえたことは、非常な喜びでありましたし、また、通年でご講義を聞いた方の大半が、スクーリングの結果が「A判定」、また、科目試験でも「A判定」だったとうお声をたくさん聞きました。

もちろん、みなさんの努力の賜物ですが、やはり、「立石先生の通年講義」のお力があったということは、事実だろうと思います。

また、法律を学ぶことの面白さをみなさん、感じられたのか、ご講義の参加者はどんどん増えていきました。

講演会のご講義の後には、先生に感謝状をお贈りさせていただきました。

そして、この後、東京にお帰りになる先生のご講義を京都支部のみで独占するのはもったいない!と、千代田支部さま、八王子支部さまにご紹介させて頂いた次第です。

京都支部員も、日程のあう時は東京のご講義に参加させていただいたりして、久しぶりにお会いする立石先生とお話させていただいたりしています。

学ぶことの楽しさを感じる立石先生のご講義でしたが、それだけでなく、先生のお人柄にもファンが多いです。

東京近郊の方、または、学習会当日にたまたま東京にいらっしゃる方、是非、ご参加くださいませ。

第三回目は、本学教授の木川裕一郎先生です。

本学から、京都にお越し頂く機会があるときに、京都支部でもご講義を頂いております。

木川先生といえば、京都支部の合宿ゼミに二回も来てくださったことがあり、一度は、京都で、二回目は、玉造温泉でと、支部としては大変お世話になっている先生でいらっしゃいます。

合宿ゼミでは「破産から民法が見える」と題して、民法を含めた破産法、民事執行保全法をご講義頂きました。

本年3月の木川先生のご講義では、「THE 消費者破産」、前回とは少し趣を変えてのご講義となりました。

木川先生のご講義も、単位を取ってしまうと、あまり伺える機会がなくなります。

この講演会(ご講義)には、多くの卒業生の皆さんのご参加がありました。

本年度中にまた、京都にお越し頂けることもあるかもしれません。その際は、是非、ご参加くださいませ。

卒業生のみなさんは、白門をとっていらっしゃる方もそうでない方もいらっしゃいます。

よって、HPで情報提供をすることや、メーリングリストでご講義情報を流してほしいと希望してくださるお声もたくさんいただきました。

支部として、できる限り善処していきたいと考えておりますので、もうしばらくお待ちくださいませ。

また、講演会、合宿ゼミ学習等、興味深い企画を実行できるよう頑張りますので、是非ご参加ください。講演会の講師として、「是非、この方のお話を聴きたい!」といったリクエストがあれば、お寄せください。例え、それが無謀なチャレンジでも、挑戦してみます!(・・叶うかどうかは別として・・)

支部役員に立候補してくださる方も募集中です。

京都支部の役員をしてくださった方は、基本ボランティアですが、お越しくださる先生方と親しくお話する機会も増えます。学習会の合間に、准教授や、講師の先生方に卒論のテーマを相談をしてみた・・なんていう卒業生もたくさんおられます。

ご興味のある方、一度お声がけくださいませ。

~おまけ~

資料を整理していると、伊藤先生の講演会の際、支部で作ったチラシの原稿が出てきました。

伊藤塾と講演会の交渉中は、よく携帯に着信がありました。

ドキドキしながら、お話したものです。

   2016.7の毎日新聞

   憲法改正が議論される現在、

   伊藤先生もお忙しく活動されている

   ようですね。

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