京都支部～10月学習会の感想～

10月11日(土)、18日（日）に学習会を開催しました。

11日には講師に京都女子大学教授の立石二六先生をお迎えし、

刑法（総論）「故意」につきご教授頂きました。

皆様ご存知のとおり、通教の指定教科書は先生の著書であります。

教科書を使用しながら直接ご講義頂き、密度の濃い2時間でした。

「故意」については、沢山の学説があり、難しくややこしい部分でした。

学説、それに対する批判を一つ一つ、詳しく解説いただきました。

教科書の通読だけではスッと頭に入ってきにくい箇所でしたので、

講義中は皆さん真剣に先生の解説を聞いていました。

ブログ担当者は先生の話を追うのがやっとで、せっかくの質問タイムでは

全く質問が思い浮かびませんでした・・＾＾；

先生の講義と時折混じる雑談をしていただき、和気藹々と楽しい講義となりました。

教科書の著者である先生に直接授業をしていただけるのはとても貴重な機会です。

京都での講義も春まで、と回数に限りがありますので、

興味のある方は是非京都支部の学習会に足をお運び頂ければと思います。

立石先生には、とても易しい言葉遣いでご教授頂きましたこと

感謝申し上げます。

☆授業風景☆

☆☆立石先生、今後も宜しくお願いいたします☆☆

また、２コマ目には弁護士の高瀬朋子先生にお越しいただき、

民法5（親族・相続）につきご教授頂きました。

レポート課題でも触れられている「（1）婚姻の無効について」、

「（2）内縁関係と相続についてについて」、

レジュメを元に判例や学説などを解説していただきました。

テーマが「婚姻」「内縁関係」と言うことで、親しみやすく、ドラマチックでもあり、

しかも、先生の実務でのお話しで、さらに盛り上がりました。

先生は、体調のすぐれない処をおして、来ていただいたようで、

懇親会が開けなかったことは残念です。

☆講義中の高瀬先生☆

☆☆是非、次回も宜しくお願いします!!

　　高瀬先生、有り難うございました!!☆☆

☆支部員Ｎさんの奥様から差し入れの手作りお菓子☆

なんと、奥様の手作りです！

おいしいお菓子をありがとうございました。

あたたかいお心遣いに支部員一同、とても癒されました。＾＾*

11日は学習会が2コマあり、長丁場でしたが、

何とか乗り切る事ができました！

皆様、お疲れ様でした。

10月18日(土)に学習会を開催しました。

講師には京都産業大学法学部教授の木俣由美先生をお迎えし、

会社法についてご教授頂きました。

「人的抗弁の切断と善意取得について」、「手形の被偽造者の責任について」について

詳しくご教授いただきました。

初学者のためにと、民法全体を俯瞰するような視点からのお話も交え、

少し取っつき難い感じの有る小切手法を、生活感の有るものに換えて、お話しいただきました。

私たち学生が、陥りやすい誤解について迄、ご指摘いただき、

さすが経験豊かな木俣先生…と感心してしまいました。

授業の合間にサブプライムローンの話等、ニュースや時事ネタを絡めていただき、

有価証券の仕組みをより身近に感じる事ができました。

今回の学習会は2週目であった為か参加者は少なめでしたが、質問が飛び交う、

少人数ならではの充実した講義となりました。

☆授業風景

☆☆木俣先生、お忙しい中、いつもありがとうございます。

　　　今後とも、京都支部を宜しくお願いします。☆☆